原料と助剤
プラスチックは技術革新の要であり、とりわけ車両および航空機の軽量化を進めるためになくてはならない存在です。ポリマー原料を使用する理由は数々ありますが、そのうち代表的なものは燃料を節約できることと、デザインに新しいオプションが加わることです。再生原料から得られる天然繊維を強化したポリマーを用いることにより、リサイクリング関連規則を遵守する観点からも有意義で斬新なソリューションが可能になります。
原材料に高性能で環境に優しい難燃助剤を添加して安全性を高めることによって、多くのプラスチックの利用範囲が広がり、建設、電子機器および家電製品などの分野の新規市場の開拓につながります。ユーザーの満足を最大化するために、特殊な要望には特別設計で対応しています。この点で顔料、安定化剤、難燃剤、酸化防止剤、発泡剤などを要望に合わせて正しく混ぜ合わせた高性能化合物への需要が高まっており、例えば医療機器や電子/電気、IT企業はこのような化合物を用いた革新的な製品で、さまざまな新市場を開拓しています。
半製品、技術部品および強化プラスチック製品
ポリマーの変性および加工法は多種多様です。加工法によってポリマーに新しい特性が生まれるため、この材料は実にさまざまなところに使用されています。ポリマーに充填剤および安定剤、ナノ粒子、特殊コーティング、架橋剤を添加することにより耐熱性および機械特性、表面特性などが改良され、さらに実用性が高まります。
プラスチックが知能コンポーネント内で電子および電気の働きをするポリトロニクスという技術は、高性能でありながら価格も有利なため、その将来性に期待が寄せられています。電子機器、IT、医療機器およびマイクロメカニクスでは小型化の重要性が高まっています。効率的とはどういうことか、それを自然から学び、自然の摂理にしたがってコンポーネントを改良していくことが望まれます。バイオニクス(生体工学)とポリマーの組み合わせで、もっとおもしろい多数のソリューションが生まれることでしょう。